ソフトバンクが、育成の中村亮太投手(24)を近日中に支配下登録させることが29日、分かった。
千葉経済大付高時代は甲子園出場経験はなし。東農大オホーツクを経て、2021年育成ドラフト8位で入団。背番号は「137」で、右投げ右打ちの2年目だ。今季はウエスタン・リーグで27試合に登板して1勝1敗、防御率2・45。150キロ超えの直球とフォークが持ち味で、25回⅔を投げ33三振を奪っている。今春キャンプでは後半から主力のA組に参加し、オープン戦では1軍のマウンドも経験した。
ソフトバンクは和田や甲斐ら主力選手が新型コロナウイルスの陽性判定を受け、チーム活動は停止中。中継ぎでも勝ちパターンの藤井と嘉弥真が陽性となり、藤本監督も「(陽性となった選手は)10日間、隔離してそこからまたPCR検査して陰性が出てからなので。すぐに現場復帰というのはなかなか厳しい」と話すなど、層を厚くすることが急務となっていた。これでソフトバンクの支配下は69人となる。
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