参院選(7月10日投開票)に東京選挙区から立候補した立憲民主党現職の蓮舫氏、同党の比例代表に立候補した前衆院議員の辻元清美氏が25日、東京・錦糸町駅前で街頭演説を行った。
舌鋒(ぜっぽう)鋭い蓮舫氏と辻元氏が公示後初のタッグ。蓮舫氏は「物価高に鈍感な岸田内閣。形だけの物価高対策は見え透いている。出てきたのは節電ポイントですよ。ゲームですか?」と批判。「まっとうな政治をしましょうよ。蓮舫と辻元、これだけで怖いじゃないですか?」と声を張り上げた。
辻元氏は昨年10月の衆院選に大阪10区から立候補したが、敗れ、比例復活もかなわずに失職。参院の比例代表で国政復帰を目指し、「蓮舫と辻元の2人が国会にいたらうるさいから嫌やと思っているのは、誰かご存じですか? 岸田総理です!」とにやり。「国会に戻していただき、おかしな政権に歯止めをかける役割を果たさせていただきたい」と訴えた。