ロイヤルズ戦の6回、ベニンテンディを二ゴロ併殺に打ち取り、ガッツポーズするエンゼルス・大谷。8回無失点で6勝目を挙げた=アナハイム(共同) エンゼルス5-0ロイヤルズ(22日、アナハイム)米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(27)は「2番・投手兼DH」で投打同時出場し8回を2安打無失点、メジャー自己最多となる1試合13三振を奪う快投で今季6勝目(4敗)を挙げた。MLB公式サイトは「歴史的な2試合連続〝ショー〟。8打点にキャリアハイ更新の13奪三振」との見出しで、「二刀流スターが8回無失点でロイヤルズを翻弄した」と伝えた。
打者として前日21日(日本時間22日)のロ軍戦でメジャー自己最多の1試合8打点をマークしたばかりの大谷が、この日はマウンドで新たな伝説を築いた。
同サイトは「打者として2本塁打を放って自己キャリアハイとなる8打点を記録してから一夜明け、大谷は8回を無失点に抑える好投で新たな自己記録となる13奪三振をマークした。当然のごとく、大谷はメジャー初となる8打点以上をマークした翌日に、10三振以上を奪った初めての選手となった」と伝えた。
ネビン監督代行は試合後、大谷について「ただただ素晴らしかった。七回で降板させることを考えていたが彼の意志は固かった。なんて一日だ、なんというパフォーマンスだ」と称賛した。