ロイヤルズ戦の1回、メレンデスを左飛に打ち取り、声を上げるエンゼルス・大谷=アナハイム(共同) エンゼルス5-0ロイヤルズ(22日、アナハイム)米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(27)は「2番・投手兼DH」で投打同時出場の「リアル二刀流」に臨み、8回を2安打無失点、メジャー自己最多となる1試合13三振を奪う快投で今季6勝目(4敗)を挙げた。防御率は2・90で球数は今季最多の108。打者では三回に内野安打を放つなど3打数1安打、2四球2三振だった。試合後に行われた大谷の会見の主なやり取りは以下の通り。
--八回は志願してマウンドへ
「まだ余力がありましたし、投げたいなっていう気持ちが強かったので」
--8回まで投げられた要因は
「イギー(イグレシアス)が投げないことは決まっていたので、なるべく長い回を投げたいなと始めから思っていましたけど、それよりやっぱりゼロで行く方が大事かなと思ってました。ロースコアになるだろうなという予想もあったので、点をやらないように意識していきました」
--九回を投げるイメージは
「もちろん、3球とかで終わればまだまだ行けるんじゃないかなとは思いましたけど、それよりは八回をしっかり最後、一人一人切る。ブルペンも作っていると聞いていましたし、何かあれば任せることができるので、一人一人に出し切ることを考えていきました」
--一回、最初の2人にヒットを打たれたが
「初回に失点しなかったのがやっぱり一番かなと思うので、そこで失点しまうと攻撃面でも良くない流れになってしまうので、そこで粘れたのがよかったですし、長く投げたいなと思ってましたけど、あまり先のことは考えずに投げてました」
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