Jリーグは21日、各クラブの代表者が集まる実行委員会を開催。6月の2試合で行われた「声出し応援」の運営検証の結果を報告した。
2試合は、11日のルヴァン杯・鹿島ー福岡(カシマ)とJ2リーグ・東京Vー盛岡(味スタ)で、声出し応援エリアでのマスク着用率は99・7~99・8%だったことが判明。さらに定められた座席間隔を守ったサポーターが94・5%~97・0%、声出しエリア外での声出しはなかったことなど、ルールが徹底されたことが明かされた。また、試合後の新型コロナ陽性者の報告はなく、試合中に息苦しくなったなどの症状が出た人もいなかったという。
Jリーグは次のステップとして、7月6日のJ1・FC東京ー札幌(味スタ)、7月2日のJ2・秋田ー山口(ソユスタ)など6試合で、ふたたび運営検証を実施する予定。今回は3000人だった声出しエリアの人数を7000人に増やして行われる。
Jリーグの窪田慎二・理事(53)は「2019年以前のマスクなしで声を出し、100%の入場者を取り戻したい。今回のステップは順調にスタートができたと思う。スピードアップして、次のステップに行きたい」と力を込めた。
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