大阪パビリオンの外観イメージ(2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会提供) 大阪府と大阪市や関西の経済団体で構成される「2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会」は17日、万博に出展する大阪パビリオンの外観を含む建築基本設計を承認した。特徴的な吹き抜けの屋根は水が流れる構造にし、光が当たることで水の中にいるような「幻想的な空間」を体験できるという。
パビリオンは2階建てで楕円形の空間が重なり合うようなデザイン。未来の都市を自動走行する乗り物をイメージした車で健康状態を診断できる施設や、最先端の医療サービスや「未来のヘルスケアフード」を体験できるコーナーがある。
屋根には木材を積極的に使い、脱炭素社会実現に向けた建築を提案するとしている。委員会で吉村洋文知事は「ユニークな建築で出展内容も未来を感じられる」と期待を込めた。