第104回全国高校野球選手権大会(8月6日開幕、甲子園)の出場権を懸けた埼玉大会の組み合わせ抽選が15日、さいたま市内で行われた。今春の選抜大会で4強入りした浦和学院は、初戦の2回戦で浦和東と対戦することが決定。この日はさいたま市の浦和学院グラウンドで二松学舎大付(東京)と練習試合を行い、4-2で競り勝った。
組み合わせ抽選日に臨んだ二松学舎大付との練習試合。浦和学院でプロ注目の左打者、金田優太内野手(3年)は「3番・遊撃」で先発出場し、2安打をマーク。チームが勝ったにもかかわらず、首を振った。
「1打席目と4打席目に(安打を)打てているけど、3打席目は完全に抑えられました」
今春の選抜大会で本塁打を放った打撃と、抑え投手との二刀流で4強入りに貢献した。この日はヤクルト、楽天、DeNAのスカウトが視察する中、救援した八回に2安打1四球で2失点。投手としては「このままでは夏は厳しいと思いました」と不満顔だった。
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