「石原慎太郎 お別れの会」で取材に応じる福岡ソフトバンクホークスの王貞治会長(撮影・萩原悠久人) 2月1日に89歳で死去した元東京都知事で作家、石原慎太郎さんのお別れの会が9日10時から、都内のホテルで行われ、ソフトバンクの王貞治球団会長(82)が参列した。
王会長は報道陣の取材に応じ「先生、すごく野球が好きで、応援していただいた。東京都で大会をやったときもご支援いただきました」と感謝。
思い出を振り返り「先生はすごく、はにかみ屋的なところがあったでしょう。普段外で見ていると強そうな感じだったけど、実際にお会いすると、すごく優しくて。実際にお会いした人のほうが、先生との距離はぐっと縮まるんじゃないかな」と懐かしんだ。続けて「小説を書かれたり、政治をやられたり、大変お忙しい人生だったと思う。きょうもものすごく多くの方が来られて、それだけ皆さんから慕われた方で、私もそう思っています。こういう日が来ちゃって、残念に思います」と別れを惜しんだ。
最後に届けた言葉を聞かれると、「いろいろありがとうございました、ということと…われわれも生あるうちは頑張りますと。先生のご支援いただいてやっていることも、もっともっと根をはって、幅広くやれるようにしますので見守ってください」と呼びかけたことを明かした。
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