サッカー・日本代表合宿(8日、千葉市内)FW前田大然(24)=セルティック=がオンラインで取材に応じ、代表生き残りへ不退転の決意をにじませた。
「パラグアイ戦で決定的なチャンスを外してしまった。目の前の1試合という気持ちでやる。残り2試合、チャンスがあれば狙いたい」
2日のパラグアイ戦(札幌ド)では後半から出場し、同37分にこぼれ球をフリーの状態で左足でシュートを放ったがボールは無情にも枠の上を通過。決定的なチャンスを棒に振った。「あれを決めていればね。悔いしか残っていない」と、24歳は6月シリーズの残り2試合で勝負をかける。
6日のブラジル戦(国立)では、相手GKにダッシュでプレスをかけ、相手が慌てながらボールを外に蹴りだしたシーンがあった。「あれは、自分の足にボールが当たってゴールになることを想像していたが、それができなかったということは相手の方が上だったということ」と名手アリソンのプレーに脱帽していた。
前線でのスピードは誰にも負けない。ゴールへの気配も漂う前田だが、目に見える結果が付いてきていない。まずは10日のガーナ戦(ノエスタ)で存在感を示したい。
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