5回、2点本塁打を放つ楽天・浅村栄斗=甲子園球場(撮影・松永渉平) (日本生命セ・パ交流戦、阪神-楽天、2回戦、25日、甲子園)楽天の浅村が6日以来の本塁打となる7号2ランを放った。2―1の五回、西純の甘い速球を仕留めて左中間席に放り込み「打てて良かった」と振り返った。三回に同点打を放っていた3番打者は、7日を最後に遠ざかっていた複数打点で打線を活気づかせた。
三回は1点を先制された直後で2死一、二塁からフォークボールを中前へ。「すぐに追い付けて良かった」と言う通り、嫌なムードを振り払ったことで四回は辰己に一発が飛び出した。
球団新記録の11連勝中は元気だった浅村が振るわなくなったこともあり、連勝が止まった11日から24日まで2勝10敗と失速した。再加速したいチームにとって主砲の復調は大きな収穫となった。
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