厳しい戦いが続く中日・立浪和義監督=バンテリンドームナゴヤ(撮影・薩摩嘉克) (日本生命セ・パ交流戦、中日1-2西武、2回戦、西武2勝、25日、バンテリンD)中日は打線が一回の1得点のみに終わり、交流戦の開幕カードで負け越し。連敗は2019年7月(8連敗)以来の「7」となった。試合後の立浪和義監督(52)の主な一問一答は以下の通り。
――高橋宏は6回4安打2失点。落ちる球を打たれた
「フォークは落ちるときと落ちないときがあるし、結果、それがホームランになったけれど、ソロホームランは仕方がないし、向こう(山川)もホームランバッターですし、攻めた結果であれば、それをどうこう言うつもりもないし、その後もよく抑えましたしね。ただ、(五回に失点する前に)三盗をされた。ああいう隙を見せないように。投手は打者に集中しますし、二塁と遊撃も含めて、声でけん制するなり、ちょっと外してけん制をするなり、そういうことがあれば三塁に行かれるというのは防げた。あの三盗は、結果的に三塁に行ってプレッシャーがかかって、フォークも落ちずに打たれた。防げるミスは次に防いでいかないといけないなと思います」
――アンダースローの西武・与座に苦しめられた
「そう簡単に打てるタイプではない。難しいことが分かっているなかで初回に1点を取れたので、その後にすぐに追いつかれたというのが痛かったんですけども。ただやっぱり五回までは1―1でいっていたわけなので、チャンスがなかったことはないですけど、攻略しきれなかったというところはありますね」
【プロ野球交流戦中日対西武】先発の中日・高橋宏斗=バンテリンドームナゴヤ(撮影・薩摩嘉克)――外野は左翼・大島、中堅・岡林、右翼・鵜飼と入れ替えた
「大島の足の状態もありますし、岡林も守備範囲が広いというところで、配置は代えました」
――テレビ中継の解説で訪れた清原和博氏から試合前に激励は受けたか
「『頑張ってくれよ』と。前回(3月29日、DeNA戦)も来てもらったときに完封負けしているので、何とかきょうは勝っているところを(見せたかった)。OBとしても先輩としても応援していただいているので、こういうゲームで申し訳ないというのはありますけど」
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