本拠地に掲出されるコラボ画像。自己最速164キロの更新にも期待がかかる(球団提供) 160キロ超を連発するロッテ・佐々木朗希投手(20)と、最高速度160キロを誇る京成スカイライナーが〝合体〟する。先発予定の27日の阪神戦(ZOZOマリン)から球速表示が〝コラボ映像〟で演出されることになり、声を弾ませた。
「京成電鉄さんとコラボして、特別な企画がスタートするので楽しみにしています。ファンの皆さまも楽しんでいただけたらと思います」
本拠地での快速プロジェクトが発足した。右腕が160キロ以上を計測した際、京成スカイライナーが球場内野に設置された「リボンビジョン」を走り抜ける。
さらに自己最速の164キロ以上を計測すると、リボンビジョンに加えて中堅後方の大型ビジョンでも大々的に演出し、場内を盛り上げる。来場者への抽選企画も行われる。いずれもリーグトップの5勝(0敗)、87奪三振、防御率1・47を記録する右腕は「交流戦といえば昨年(5月27日)、甲子園でプロ初勝利を記録できたことが思い出深いです」と目尻を下げた。
「まだ対戦したことがない選手と対戦しますが、ストライク先行で自分らしい投球を心掛け、チームの勝利に貢献できたらと思います」と佐々木朗。三振の山を築いて、6勝目を狙う。(広岡浩二)
■京成スカイライナー 京成上野駅と成田空港駅間を運行する空港特急。成田スカイアクセス線を経由し、在来線最速の時速160キロで走行することで、日暮里駅から空港第2ビル駅までを最短36分で結ぶ。
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