マジョルカ、オサスナ下してラ・リーガ最終節で1部残留!久保建英はベンチ入りした試合で初めて出場機会なし マジョルカは22日のラ・リーガ第33節、敵地エル・サダールでのオサスナ戦に2-0で勝利し、1部残留を決めている。MF久保建英は3試合連続でベンチスタートとなり、出場機会はなかった。
前節Rバリェカノ戦では92分の劇的弾で2-1の勝利を飾り、降格圏から脱したマジョルカ。第37節時点での残留を争う3チームの順位は16位グラナダ(勝ち点37)、17位マジョルカ(勝ち点36)、そして当該対決の差で降格圏18位カディス(勝ち点36)となっており、アギーレ監督のチームは勝利によって無条件で残留を果たせる。
アラベス対カディス、グラナダ対エスパニョールと同時にキックオフされたこの試合の前半、マジョルカはゴールを狙うより失点を恐れて、オサスナに主導権を握られ続ける。ハーフタイム直前にはブディミルに立て続けに決定機を許したものの、波が激しいGKマノロ・レイナの好守が飛び出して、何とかスコアレスのまま前半を終えた。そのほか2試合も0-0でハーフタイムに突入しており、この時点で順位は変わっていない。
そうして迎えた後半、前半はとにかく消極性が目立ったマジョルカが、開始からわずか2分後に先制点を獲得。ペナルティーエリア手前でマフェオのパスを受けた前ヘタフェFWアンヘルが、ムリキとのワン・ツーからエリア内に侵入してシュートを決め切った。
敗戦を逃れるのでなく勝利をつかみにいったマジョルカは、その後は反撃に出るオサスナに堅守速攻で対応していき、そして82分に残留を決定的とする2点目を記録。ロングボールからペナルティーエリア内左に侵入したダニ・ロドリゲスがクロスを放ち、アブドンがヘディングシュート。これはGKセルヒオ・エレーラに弾かれたが、こぼれ球をグルニエが押し込んでいる。試合はマジョルカが2点リードを維持したまま終了のホイッスル。2シーズン前には昇格1年目で降格したマジョルカだが、今回は残留を果たしている。
そのほかの2試合はアラベス対カディスが2-0でカディスが勝利し、グラナダ対エスパニョールがスコアレスで終了。この結果、最終順位は16位マジョルカ(勝ち点39)、17位カディス(勝ち点39)、18位グラナダ(勝ち点38)となり、グラナダがレバンテ、アラベスに続いて3番目の降格クラブとなった。(Goal.com)
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