チャビ監督、ユムティティらに戦力外通告「誰のことも悲しませたくない。だが自分の価値を見出せた方が幸せに決まっている」 バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が、DFサミュエル・ユムティティらに戦力外を通告したことを認めている。
今夏の補強を実現するため、まず選手放出を必要としているバルセロナだが、チャビ監督はすでにユムティティ、MFリキ・プッチ、DFオスカル・ミンゲサ、FWマルティン・ブライトバイテに戦力外を通告していたと報じられる。
22日のラ・リーガ最終節、本拠地カンプ・ノウでのビリャレアル戦を前に会見に出席したチャビ監督は、複数の選手に戦力外通告の報道が事実であることを認め、加えてシーズンが終わらない前にそうした理由も説明している。
「ああ、話をしたよ。しかし発表は各選手がそれぞれのやり方で行うことになる。ここで続けない選手たちは、状況を解決するための時間を手にしなくてはならない。皆が理解を示してくれたし、私に感謝してくれたり、感動すら覚えた選手たちもいるよ」
「私は誰のことも悲しませたくない。しかし、違う場所で自分が重要な存在と感じられる方が、幸せに決まっているんだ」
その一方でMFフレンキー・デ・ヨングの将来については、クラブの財政状況に依存することを再度強調した。
「私は彼という選手を本当に好んでいる。だが財政状況を見なくてはならないことだ。金銭的な話をすることは望んでいないが、結局そういうことなんだよ」
では、契約延長交渉が相変わらず難航しているFWオスマン・デンベレはどうなのだろうか。
「明日が彼の最後の試合になるかもしれないし、契約を延長するかもしれない。私たちは楽観的であろうと努めている。残ってくれればいいんだけどね。彼は多くのアシストを記録してきた決定的な選手で、欠場するときにはその不在を痛感することになる。私が好きな選手だ」(Goal.com)
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