残留エンバペ、報じられる両クラブのオファー内容は? レアルが契約金1億3000万ユーロ+年俸2600万ユーロ、PSGが契約金3億ユーロ+年俸1億ユーロ Rマドリード移籍がほぼ確実視されながらもパリサンジェルマン(PSG)との契約を延長したFWキリアン・エンバペだが、両クラブからどのようなオファーを受け取っていたのだろうか。
先週にRマドリードとの交渉が最終合意に至ったと報じられたにもかかわらず、その後に母親が「私たちは両クラブとの交渉で合意している。あとは息子の決断次第」との発言により雲行きが一気に怪しくなり、最終的にPSGとの契約延長が発表されたエンバペ。母親は「2クラブが提示した条件はほぼ同じ。レアルではエンバペが肖像権を管理できる」と離していたが、スペインとフランスの複数メディアが報じるところによれば両クラブのオファーには大きな開きがあったとみられる。
Rマドリードのオファーについて、スペイン『マルカ』によれば同クラブは契約のボーナスとして1億3000万ユーロ(約180億円)、年俸として手取り2600万ユーロ(約35億円)で最終合意に至ったとされていた。なおかつ原則50%ずつ分配する肖像権収入については、過去FWクリスティアーノ・ロナウドに対して60%譲渡するという出来事でさえ異例中の異例だったが、今回はそれを上回る分配率を譲渡することで合意していたという。
対してフランスメディアが報じるPSGのオファーは、契約延長のボーナスが3億ユーロ(約410億円)で、年俸が手取り1億ユーロ(約140億円)だった模様。加えてエンバペが残留を決断した最大の要因は、次期SD(スポーツディレクター)と監督の選定や選手の放出&補強など、PSGのスポーツ面のプロジェクトに関与できる権利であったとされる。
なおPSGは今現在、レオナルドSD解任のほか、マウリシオ・ポチェッティーノ監督の後任としてジネディーヌ・ジダン監督を招へいすることが盛んに報じられている。(Goal.com)
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