二回、スクイズを決める阪神・長坂拳弥(撮影・安部光翁) (セ・リーグ、阪神―巨人、11回戦、21日、甲子園)阪神が序盤から攻勢を仕掛けた。
阪神はマルテが中前先制打を放った一回に続き、二回も先頭・糸井の右越え二塁打と一ゴロ失策で無死一、三塁のチャンスが到来。4年ぶりにスタメンマスクに抜てきされた長坂がバットを寝かせて一塁線に転がし、犠打野選を誘って2点目をもたらした。
長坂は20日の同戦に途中出場したが、2点を追う八回1死二、三塁と同点の延長十回1死二塁でともに空振り三振に倒れており「きのうの試合では悔しい打席が続いてしまったので、きょうはチャンスの場面で何とかしたいという思いでした。しっかりと一発で(セーフティースクイズ)決めることができてよかったです」。ウィルカーソンの女房役としても「まだゲームは序盤なので引き続き、気を引き締めて頑張ります」とグラウンドに向かった。
三回は無得点だったが、先頭のマルテ&佐藤輝が連打で出塁し、3イニング連続で出塁した先頭打者が得点圏に進むなど、巨人先発・シューメーカーを攻めている。
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