勝利を喜ぶ広島・佐々岡真司監督=マツダスタジアム(撮影・林俊志) (セ・リーグ、広島10─1中日、10回戦、中日6勝4敗、21日、マツダ)広島が2試合連続の2桁安打&得点で連勝を2に伸ばした。首位ヤクルト、2位巨人を1・5ゲーム差で追走。試合後の佐々岡真司監督(54)の主な一問一答は以下の通り。
──今季中日3連戦のカード勝ち越しは初めて
「昨日に続き(1番起用の)先頭の野間からいいつながりで先取点。二回は(西川の)効果的なホームラン(3ラン)といい流れで攻撃できたと思いますね」
──打線は2試合連続2桁得点
「野間が1番に帰ってきて、しっかり仕事をして(打線が)つながっている。毎回こういう点の取り方をすればいいんですけど、そうはいかないんでしょうけどね。昨日と今日は攻撃陣が効果的なホームラン、つながり(のある攻撃)ができていると思います」
──森下が7回6安打無失点。自身4試合ぶりの4勝目(1敗)
「ナイスピッチングをしながら勝てなかったこともある。今日は援護を受けて、ちょっと守っているところはあったと思いますけど要所要所で締めた。(四回の)ノーアウト満塁を締めたのも大きい。ランナーが出てもダブルプレーで切り抜けたり、流れのある投球ができていたと思いますね」
──7回95球で降板。疲労を考慮か
「(マウンドを)降りれる時は降りる。展開上いいのかなと。100球ぐらいだった。(広島OBの)安仁屋さんは完封させえ、といったかもしれんけどね。小林もみてみたかった」
──小林は八回に今季初登板して1回2安打1失点。印象は
「うーん、イメージとちょっと違ったかなという感じかな。まだ1試合目なので、入り方はまだまだ不慣れなところがあるのかもしれませんが、こっちとしては真っ直ぐの強さで勝負してほしい。先発とは違う変わり身を見たかったですけどね」
──磯村を「7番・捕手」で起用。理由は
「磯が出ている時はいいリードをしていますからね」
──守備では4併殺。内野陣が堅実なプレー
「しっかりと守って、ピッチャーもしっかりゴロを打たせている。うちはそういう野球をやっているんで、しっかりできているということでしょう」
──中日・根尾が八回に登板。佐々岡監督の印象は
「今は大谷の二刀流が流行っている。その前に(2軍で)練習をしていただろうし、いいボールを投げていた。こういう展開(広島が10─1でリード)になったので立浪監督も出したと思う。あまりピッチャーを使いたくないと思う。一番はファンの皆さんが喜んでくれたこと。小園と根尾の対決(右飛)を見ることができてよかったんじゃないですか」
──22日の中日戦は交流戦前最後の試合
「中日にはまだ負け越していますし、柳投手には今年勝てていなくて点も取れていない(今季2戦2敗、16イニング無得点)。明日たくさんのファンの後押しをもらって頑張ります」
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