2点差ひっくり返し、ファンも熱狂!大逆転勝利のエバートンが残留決定 プレミアリーグは19日、各地で延期分の試合が行われた。
エバートンは、第33節延期分でクリスタル・パレスと対戦。残留を決めるためにも勝利が必要なエバートンは、本拠地グディソン・パークでの一戦に臨んだが、前半の内に2点を失う苦しい展開となる。
しかし後半、ホームの大歓声を受けて反撃を開始。まずは54分、FKから最後はキーンがワンタッチで押し込んで1点を返すと、75分にはコールマンのクロスからボックス内での混戦を拾ったリシャルリソンが詰めて同点に追いつく。そして85分、グレイのFKからカルヴァート=ルーウィンがダイビングヘッドで叩き込み、2点差をひっくり返した。この劇的な逆転弾に、熱狂したサポーターがピッチへ飛び込むアクシデントも。それでも大歓声に後押しされたエバートンは、3-2でクリスタル・パレスを撃破している。
一方第18節延期分を戦ったバーンリーは、アストンビラと1-1のドロー。45分にバーンズのPKで先制したが、後半開始早々に追いつかれている。またチェルシーも、レスターと1-1の引き分け。開始早々にマディソンのゴールを許したが、34分にジェイムズのアシストからマルコス・アロンソが同点弾を奪っている。
この結果、最終節を前にエバートンは勝ち点39に到達。降格圏18位のリーズとの差が「4」となり、残留が決定している。またバーンリーはリーズと勝ち点で並んだが、得失点差の関係で降格圏を脱出した。チェルシーは、勝ち点71で4位トットナムと3ポイント差に。しかし得失点差で「18」リードしているため、3位フィニッシュが決定的となった。(Goal.com)
この記事をシェアする