引き揚げるDeNA・三浦大輔監督=横浜スタジアム(撮影・荒木孝雄) (セ・リーグ、DeNA1-8阪神、7回戦、DeNA4勝3敗、15日、横浜)黄色い声援が、次第にため息となった。DeNAは連日、投手陣が打ち込まれて3連敗。借金は今季ワーストの7に膨らみ、三浦大輔監督(48)は表情を曇らせた。
「序盤での失点になると、苦しくなってくる。昨日と同じような感じで引き離されていった」
阪神との3連戦(1試合は雨天中止)は「GIRLS☆FESTIVAL」として開催され、女性の来場者にピンク色が映える特別ユニホームが配布された。観衆は2日連続で3万2000人を超えたが、白星で女性ファンの心をつかむことはできなかった。
投手陣は七回まで毎回走者を許し、二回の守備では近本が放ったライナー性の打球を左翼手・宮本が捕球できず、2点二塁打とされた。「走塁、守備判断、失投、細かいミスが出ている。やっていかないといけないことが、まだまだある」と現状を受け止めた。(横山尚杜)
この記事をシェアする