レイズ戦に先発し6回2安打1失点のエンゼルス・大谷=アナハイム(共同) エンゼルス2-4レイズ=延長十回タイブレーク(11日、アナハイム)米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(27)は「3番・投手兼DH」で今季6度目の投打同時出場。マウンドでは二回にソロアーチを許したが6回2安打1失点と好投。勝敗は付かなかった。防御率は2・78で球数92。打者では4打数1安打、1盗塁だった。エ軍の地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」(電子版)はこの日の投手・大谷について「マウンドでダメージを負ったのはキーアマイヤーに浴びた中越えだけ。それ以外は三回に2四球を与えたものの、後続を断って失点を与えなかった」と伝えた。
同紙は、試合後の会見で今後の休養法について聞かれた大谷が「個人的にはそう思ってない。このままできると思っています」と回答したことに触れ、「昨季開幕以来、マドン監督は大谷の休養日は大谷自身によって決められると明確にし、そのプランは2021年は機能した。今季、大谷は打席では昨季ほどの結果を残していないが、マウンド上では少し良くなっている」と解説した。昨季は6度の登板を終えた大谷の防御率が3・18だったの対し、今季は2・78と改善されたことを評価した。