糸井(左)は試合前の円陣に加わる。ベンチ入りはしたが、登場しなかった(撮影・安部光翁) (セ・リーグ、阪神0-3ヤクルト、7回戦、ヤクルト5勝2敗、3日、甲子園)阪神・糸井嘉男外野手(40)が3日、ヤクルト戦(甲子園)を欠場した。直近5試合で打率・571(14打数8安打)、5打点と絶好調だった超人について、矢野燿大監督(53)は「コンディションがちょっと整っていないんで」と説明。ベンチ入りはしたため故障ではなさそうだが、ゴールデンウイーク快進撃を狙う虎に、暗雲が立ちこめた。
試合前の打撃練習では快音を響かせていた。前日は試合がなく、休養十分だった。甲子園を埋め尽くした虎党も、練習をともにしたナインも「5番・糸井」を疑わなかった。だが、スコアボードに「いとい」の名前はなかった。代打で出場することもなかった。
「コンディションがちょっと整っていないんで…」
試合後、矢野監督は険しい表情で欠場した理由を明かした。
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