試合後、ファンに挨拶をする阪神・矢野監督=甲子園球場(撮影・安部光翁) (セ・リーグ、阪神0ー3ヤクルト、8回戦、ヤクルト6勝2敗、4日、甲子園)阪神は一回から3イニング連続で先頭打者が出塁しながらも、決め手に欠き、2試合連続、今季8度目の完封負けを喫した。先発の秋山拓巳投手(31)は5回⅓を投げ、3失点(自責2)で3敗目(1勝)。6連勝からの2連敗で4カードぶりの負け越しとなった矢野耀大監督(53)の一問一答は以下の通り(チーム成績10勝22敗1分、観衆4万2435人)。
ーーヤクルト・石川の立ち上がりを攻めきれなかった
「そんなにね、コースいっぱい、いっぱい決まっているボールばかりではない。そういうところでは、しっかり、それを仕留めるところができていない。前回もそうなんだけど。そこはチーム全体としても、一人一人もね、両方でやっていかないといけない」
ーークリーンアップもチャンスを生かせない
「もちろん、返すところにそういう場面が回ってくる。返すところで返せていない、点が入っていないところもあるし。全体でつなげなアカンところもあるし」
ーー秋山は粘り強く
「球も前回より良かったと思うし、アキらしさは出始めているかなという感じなんで。今の状態を、さらに上げるようにやっていってもらいたい。ここからまだまだ試合もあるんで。そういうところで、今日以上の状態になると思うんで、それを楽しみにしています」
ーー糸井は代打で待機
「まあまあ、そうかなと思っている」
ーー体の方が
「うん」
三回、自打球が顔をかすめた阪神・山本=甲子園球場(撮影・安部光翁)ーー山本は(三回の打席で自打球が顔面をかすめて、その後の守備から交代)
「大丈夫だとは思うんだけど。大丈夫だとは思っているけど。くわしくは」
ーー連日、4万人を超える観客
「今日も満員で、子どもたちと、ちょっと親子で東京からとか、いろんな遠くから来てくれたり、ゴールデンウィークで、これを楽しみにしてくれている人たちが、これだけ集まってくれているんで、まあ、何とかしないとね。喜んで帰ってもらうとは、もちろんそう思って臨んでいるんだけど、こういう試合でね、俺自身も悔しいし、頑張るしかないよね」
この記事をシェアする