パイレーツ戦に先発したパドレスのダルビッシュ=ピッツバーグ(USAトゥデー・ロイター=共同) (パイレーツ3-7パドレス、29日、ピッツバーグ)米大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手(35)が先発し、6回8安打3失点、1四球、5三振。98球を投げ、2勝目(1敗)を挙げた。最速は96・5マイル(155・3キロ)だった。筒香嘉智内野手(30)はスタメンを外れ、そのまま出場機会がなく、初対戦は実現しなかった。試合後、ダルビッシュの主な一問一答は以下。
--投球を振り返って
「ブルペンからあまりコントロールがよくなくて、初回も真っすぐのコントロールがよくなかった。カッター(カットボール)とかスライダーでストライクを取りにいくところで、うまいこと合わせられて、そういうのが積み重なっていたんですけどその後から真っすぐはもう捨てて、カットボールでいってリズムをつかめてよかったです」
--変化球の切れなどは
「ほとんどカットボールでしたけど、カットボールがことしは去年よりも落ちてくれている。打者の反応もカットボールを初球からどんどん投げてもなかなか捉えていなかったので、すごくそこはよかった」
--五回に打球が当たったけど、痛がるそぶりは見せなかった
「(直撃の場所は)三頭筋ですね。三頭筋に直接当たりましたけど、マウンドとホームの間くらいに打球がきたときに当たるのは分かったので、体を固めてしまうと駄目なんですよ。だから、とにかくボールがくるときに骨盤をちょっとぽーんと回すと衝撃が和らぐので基本的に痛くはなかったです」
--6回を投げてチームが勝った意味は大きい
「僕にとっても大きかったですね。初回、球数を投げて、0点だったら全然違うんですけど、2点取られて、チームは連勝中ですし、追いつくまでは何とか粘って投げたいと思っていた。それを野手の方がひっくり返してくれて、チームにとっていい勝ちだった」
この記事をシェアする