巨人に勝利し、青柳とタッチを交わす阪神・矢野監督=東京ドーム(撮影・福島範和) (セ・リーグ、巨人2ー3阪神、7回戦、巨人4勝3敗、29日、東京ドーム)阪神・佐藤輝明内野手(23)が三回、右翼のバルコニー席へ特大の2ランを放った。東京ドームの巨人戦での初本塁打で挙げた2点を青柳晃洋投手(28)が守り切り、前回の完封勝利に次いで、2試合連続の完投勝利を飾った。チームは4連勝となった。矢野耀大監督(53)のテレビインタビューは以下の通り(チーム成績8勝20敗1分、観衆3万9292人)。
ーー東京ドームでの今季初勝利はしびれるゲームでした
「最後は青柳に託しましたけど、ハイ。めちゃくちゃ嬉しいです」
ーー青柳が素晴らしいピッチング
「今日の試合は青柳が勝たせてくれた試合でしたし、本当に最後の最後まで細心の注意を払いながら、この打線、この球場でよく投げてくれました」
ーーどのような思いで九回を託した
「今日のピッチングで最後までいってもらいたいというのと、ヤギに任せたいという、そういう気持ちでした」
ーー前回は完封
「投げるだけじゃなく、ベンチにいる時、打線を励まして、大きな声を出してくれますし、ピッチャーのお手本となってくれています」
試合後のインタビューに臨む阪神・矢野監督=東京ドーム(撮影・水島啓輔)ーー佐藤輝が先制ホームラン
「もちろん、完璧に行ったなと思いましたし、本当に輝らしいホームランでしたし、バッティング練習から今日もね、すごくいい感じで打っていたので、出るんじゃないかなと、そういう感じで見ていました」
ーー大山もホームラン
「どうしても、けがの状態が気になっていましたが、本人と話した中で、行けるというね。今日のプレー見てね。守りも打つ方も完璧じゃないですが、行けるというのを確認できた中で、結果を出してくれたので、本当に素晴らしいホームラン、守備でした」
ーーこれで4連勝
「開幕から苦しいスタートになっていますが、目の前の試合に集中して、全力で戦う。僕たちの野球をどう貫いていけるか。そういう日々だと思います。明日も全員で戦っていきます」
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