パイレーツ戦の2回、右前適時打を放つカブス・鈴木。メジャー初の1試合3安打をマークした=シカゴ(AP=共同) 【シカゴ(米イリノイ州)23日(日本時間24日)=山田結軌】米大リーグ、カブスの鈴木誠也外野手(27)がパイレーツ戦に「2番・右翼」で出場し、メジャー移籍後初の猛打賞(1試合3安打以上)と盗塁をマークするなど4打数3安打1打点、3得点の活躍で21-0の大勝につなげた。チームは連敗を4で止めた。パイレーツの筒香嘉智内野手(30)は「4番・一塁」でフル出場し、3打数無安打だった。
球団史に残る大勝利は、鈴木のバットで始まった。一回1死、思い切り引っ張って鋭く三遊間を抜くと、4番ハップの左前打で先制のホームにかえった。
23度まで気温が上がり、3万9917人が詰めかけた土曜日のデーゲーム。場内の「セイヤ・スズキ」のアナウンスには、ひときわ大きな歓声が送られた。ファンの期待に応え、打って、走って持ち味を発揮。連敗ストップに貢献し「本当に良いゲームができた」とほほ笑んだ。
チーム23安打は球団タイ記録。21-0は、1900年以降の近代メジャーで球団最大差での零封勝利という歴史的スコアだ。鈴木は二回1死一、三塁で右前適時打、五回先頭では右中間フェンスを直撃する二塁打で5得点の起点に。メジャー初の3安打の固め打ちで、二回には初盗塁もマーク。五回に2度目の打席でお役御免となった。