3回、中日・マルティネスの捕飛を好捕する巨人・大城卓三=バンテリンドーム(撮影・宮沢宗士郎) セ・リーグ首位の巨人は22日、中日4回戦(バンテリンドーム)に7-2で快勝した。今季2度目の5連勝で、両リーグ最速となる貯金10。24試合目の2桁貯金到達は、2013年(16試合目、同年優勝)以来、9年ぶりのスピードだ。エース、菅野智之投手(32)が7回7安打1失点でリーグトップタイの3勝目。広島3連戦での3連勝に続き、またも上位チームを圧倒。2年ぶりのV奪回へ、独走ムードを予感させた。
大城が菅野を好守でバックアップした。三回、A・マルティネスの邪飛で一塁側カメラマン席のテレビカメラに激突しながら捕球。左肘付近を裂傷したが、ボールは落とさなかった。球団によると程度は重くないものの、六回の守備から交代。病院で患部を縫ったという。原監督は全力プレーをたたえつつ、「プレーができたわけだから、幸いということ。今後、絶対に起きてほしくない」と心配していた。
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