ウイニングボールを手にプロ初勝利のポーズをとる巨人・平内龍太=東京ドーム(撮影・斎藤浩一) (セ・リーグ、巨人8―4広島、6回戦、巨人4勝2敗、21日、東京D)巨人が4連勝。2年目のドラフト1位右腕、平内龍太投手(23)が2点リードの五回から2番手で登板し、2回を無安打無失点の〝パーフェクト投球〟でプロ通算7試合目で初勝利を挙げた。
四回までに両軍計4発が飛び出す打ち合いの展開。先発・堀田から得点を重ねていた広島打線の勢いを平内が止めた。ストライク先行で五、六回ともに三者凡退に斬った。昨年は期待に応えられず、わずか3試合の登板に終わった。初めてのお立ち台で「どんどん初勝利を挙げていく年の近い選手、セーブをどんどん挙げる大勢の姿を見て悔しい気持ちが一番だった。うれしい」と喜んだ。
この日で23試合を消化し、16勝目を挙げたチームでは、今季初勝利をマークしたのが3年目の堀田、2年目の戸田、ドラフト3位・赤星(日大)、ドラフト1位の守護神・大勢(関西国際大)に続いて5人目となった。
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