国際政治学者、三浦瑠麗氏(41)が19日放送のフジテレビ系情報番組「めざまし8」(月~金曜前8・0)にリモート出演。牛丼チェーン「吉野家」の常務取締役企画本部長が早稲田大主催の講座で若者を狙ったマーケティング戦略に関して「生娘がシャブ(薬物)漬けになるような企画」と発言していたことについて言及した。
受講生とみられるSNSへの投稿によると「田舎から出てきたばかりの若い女の子を生娘なうちに牛丼中毒にする。男に高い飯をおごってもらうようになれば絶対に食べない」などと発言したという。吉野家は「極めて不適切であり、人権・ジェンダー問題の観点からも到底許容できるものではない」と謝罪した。
同番組ではこの話題を取り上げ、コメントを求められた三浦氏は「女性が男性にご飯をおごってもらうということに関しては、確かに世の中おごってもらう率というのは高いのかもしれない。でも、やっぱり言い方からして、女性がすごく利得狙いで行動してるみたいな…それってごく一部の彼がたまたま当たった状況なのかもしれないけれども。若い女性という自分が理解できないセグメントに訴求しようとする時にそういう言葉しか出てこないというのはマーケッターとしてどうかと思う」と首をひねった。
また「吉野家」のCMを務める人気モデル、藤田ニコル(24)のイメージダウンを懸念。「二コルさんが本当にかわいそうだと思うのは、やっぱり若い女性だから。そういう風にちょっとバカな存在として吉野屋の常務に見られているというイメージがついてしまうと困る」とコメントした。
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