esportsパーク「RED゜TOKYO TOWER(レッド トーキョータワー)」の発表会見に出席したAudi Team Hitotsuyamaの選手ら=東京・芝公園 レーシングチーム、Audi Team Hitotsuyamaの一ツ山亮次代表らが19日、東京・芝公園の東京タワーフットタウンで行われた日本最大規模のesportsパーク「RED゜TOKYO TOWER(レッド トーキョータワー)」の発表会見に出席した。
同パークは20日にオープンし、フットタウン内にある5600平方メートルのフロアに現実世界と仮想世界を融合させる最先端のクロスリアリティー(XR)を導入したアトラクションを設置。有名コースを忠実に再現したゴルフシミュレーションや、プロ野球・楽天の投手陣との打撃対戦、ボルダリングやシューティングゲームなど多彩な機器に加え、レーシングシミュレーターも楽しめる。
今回、Audi Team Hitotsuyamaは同パークのeモータースポーツコーナーとコラボ。6月に静岡・富士スピードウェイで開催される「富士SUPER TEC 24時間レース」に参戦する一ツ山代表は「この10年でレーシングシミュレーターは著しく進化し、しっかりとシミュレーションした上でレースに参加している」と報告。eモータースポーツは世界的人気でF1レーサーらも参戦しており、同席したドライバーの宮田莉朋は、「バーチャルからリアルのレースに転向する選手もいる」と説明した。
チームプロデューサーで東京eスポーツゲートの原康雄社長はリアルとデジタルの懸け橋として「ゲームをゲームで終わらせず、新しいヒーロー、ヒロインを創出したい」と意欲。今後はレースのほかに「バスケットやサッカーなどにも展開したい」と話していた。
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