華麗な殺陣を披露したラウール(左)と岩本。来年のアジア進出に向けて気合をみなぎらせた=東京・銀座(撮影・納冨康)
ギャラリーページで見る人気グループ、Snow Manの主演舞台「滝沢歌舞伎ZERO」が来年にアジアで上演されることが6日、分かった。国や時期は未定。同作シリーズの海外公演は、2015年にジャニーズ事務所の滝沢秀明副社長(40)が主演したシンガポール公演以来8年ぶり2度目となる。国内では〝聖地〟の東京・新橋演舞場のほか大規模会場でも上演。本紙などの取材に応じたラウール(18)は「ワクワクしてきた」と胸を躍らせた。
アジア進出を目指して2020年1月にCDデビューした9人の夢が、ついにかなう。
来年はタイトルを「スーパー滝沢歌舞伎ZERO」として海外公演が決定。6日に新橋演舞場で迎えた初日の本番前に、取材に応じたリーダー・岩本照(28)は「Jr.時代にシンガポール公演に出演したとき、『いつか自分たちがメインで海外に日本文化を伝えたい』と抱いた夢が形になる。『滝沢歌舞伎』のすごさも届けたい」と気合十分の表情で誓った。
06年に滝沢氏主演で誕生した「滝沢歌舞伎」シリーズは究極の和を追求したエンターテインメント。19年からSnow Manが主演し、今年は上半身裸で腹筋しながら和太鼓をたたくおなじみの「腹筋太鼓」はもちろん、連獅子など新たな演目を加えて進化した。
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