東都大学野球春季リーグが2日、大分県の別大興産スタジアムで開幕して1回戦が行われ、3季連続優勝を狙う国学院大が中大に4―3で競り勝った。青学大は延長十回タイブレークの末、日大に5―2で勝った。亜大は駒大を3―2で破った。連盟によると、開幕戦の地方開催は初めて。
地方との交流やリーグ知名度向上などを狙って、大分県で開幕を迎えた。1万人以上の観客が詰めかけ、選手のプレーに熱視線が注がれた。開会式で選手宣誓した国学院大の古江は地元の大分商高出。「こんなにお客さんが入った別大興産スタジアムを経験したことがなかった。あいさつして拍手をもらえて、ほっとした」と語った。
リーグには地方出身選手も多く、アピールにもつながった。大分出身の亜大の生田監督は「収穫はたくさんあった。(地方開催が)成功したと思う」と笑顔で話した。
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