投手交代を告げる立浪和義監督=愛知県名古屋市・バンテリンドームナゴヤ
(撮影・榎本雅弘) (セ・リーグ、中日6―7DeNA、2回戦、DeNA2勝、30日、バンテリンD)中日は八回に4得点して1点差に迫るも及ばず、2連敗。試合後の立浪和義監督(52)の主な一問一答は以下の通り。
――八回4得点で1点差に迫ったが及ばず
「やっぱり越さないとね、そこでね。せっかくチャンスをもらったけど。あの大差(最大5点)を追い上げられたところまでは良かったですけど、最後に越せないというのはまだまだかなというところですね」
――D2位・鵜飼が四回にプロ初アーチとなる左翼2ラン
「何よりも思い切りのいい選手なので、まだまだ粗さもありますけど非常に楽しみにしています。ああいう打撃をしてくれるので。本塁打もそうですけど、あの(八回の左前)タイムリーもよかったですよね」
――鵜飼は開幕カードから内角を攻められている中で、内角球をとらえて本塁打を放った
「誰でも内角の厳しいところというのはどんな打者でも、そう打てないですからね。そこを我慢して甘い球をとらえる。そこをずっとボール球の厳しいところに手を出しているとずっと投げられるので、日々勉強です」
――2年目右腕・高橋宏がプロ初登板初先発。5回5安打4失点で初黒星
「当然、緊張はあったと思うんですけど、反省としたら四球からピンチを招いて失点したというね。打たれて点を取られるぶんにはいいんですけど。攻めてはいったんでしょうけど、クリーンアップになるとどうしてもボールが先行して打たれてしまったので、次にまたその反省を生かしてやってくれたらいいかなと思います」
――今後の起用方針は
「一回、間隔を空けて、抹消して次の登板ということになると思います」
――岡林を七回で交代させた
「点差が開いたからではなくて、凡打の内容(第1打席から左飛、遊飛、右飛)が、いつもしっかりとライナーやゴロを打てと言っているんですけど、ああやってポコポコとフライを上げていたので、それで代えました」
――木下が八回、今季21打席目でようやく初安打(左翼二塁打)
「最後(1点差の九回無死一塁)、送りバントも考えたんですけど、ちょっと感じがよくなりそうな雰囲気があったのでね、結果は遊直でしたけど、一本出たからまた変わってくるんじゃないかなと思っています」
――巨人戦の3戦目もきょうも、終盤に粘りが出てきている
「そうですか?」
――手応えは
「いや…。これ以上、悪くなることはないと思いますし、いまはちょっと、ずっと悪いですけど、チャンスで打ちだすとよくなってくると思うので、特に初めから出ている人がああいうチャンスでどんどん打ててくるとまた変わってくるのかなと思います」
この記事をシェアする