(第94回選抜高等学校野球大会選抜大会、24日、甲子園)1回戦を終えた。出場32校が1試合を終え、阪神・畑山俊二統括スカウトは「コロナ禍で練習不足ということもあり、例年に比べ、成長が遅れている感じがある」と印象を語った。
目立った投手に宮城(浦和学院)、森山(広陵)らを挙げ、「将来性を感じる。宮城君はフォームのバランス、ボールの質にセンスを感じる。森山君はまだまだ球速が上がりそう」と話した。野手では、2年生スラッガーの真鍋(広陵)と佐々木(花巻東)を「スイング力だったり、パワーだったり、将来、プロでも主軸を打てる素材」と期待。3年生の戸井(天理)も「バランスが良く、おもしろい存在」と評価し、投打で活躍をみせる山田(近江)について「メンタルの強さを感じる。投手、打者の両方で見ていきたい」とした。
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