九回、大荒れの阪神・小野=京セラドーム(撮影・宮沢宗士郎) (オープン戦、阪神1ー2xオリックス、20日、京セラ)阪神・矢野耀大監督(53)は試合後、育成左腕の渡辺雄大投手(30)を支配下登録する意向を示した。試合は九回2死三塁から登板した小野泰己投手(27)が3者連続でストレートの四球を与え、最後は暴投で逆転サヨナラ負けを喫した。指揮官の一問一答は以下の通り。
ーー先発・桐敷は持ち味を出した(5回無失点)
「前回、結果がよくなかったから、ゼロでいけたところが一番よかった。丁寧に投げるところはできた」
ーー開幕カードでやってくれたら
「そうなるんかなあと思うけど」
ーー青柳が出遅れたなか、小川、桐敷が出てきたことは大きい
「スクランブル的なシーズンになる可能性もあるから、1人でも2人でも出てくるのはチームとして大事なこと。野手も含めて、いろんなことが考えられるんで、全体の底上げ、レベルアップは必要やなと思う」
ーー渡辺、岩田が好投続けた
「渡辺を残す!」
ーーキャンプからずっと気持ちを高く持ってやってきた。
「そら1回(ソフトバンクから)クビになってる立場やしね、必死やろうし、何がなんでもっていう気持ちでやってる姿は感じてたし、しっかりした結果をだしたのでね」
ーー小野はランナーがいる場面でステップしてほしい
「いい練習になると思ったんだけどね、まあまあ良かったんじゃないの、今日で」
ーーマウンドでの表情はどのように
「良いわけないじゃん(笑)。自分自身で乗り越えていかなあかんし、打たれるのは誰でも怖いし、それを断ち切って投げていくしかない」
ーーオープン戦の総括を
「チカとテルが結果を残してくれたのは軸になるところなので、落ち着けるかなと思う。他の打順はシーズンの中でも考えながらやっていく部分があるのかな」
ーー打順、守備位置も試した
「1回ちょっとやっといた方がいいところはできたかなと思う」
ーーDHを外さなかった
「投手は(打席があると)投げるリズムが変わるのが一番大きな要素だと思うんだけど、投げても5回とかで、回ってきても1打席、2打席ぐらい。他のやつの状態を上げることが、全体としての意味はあるのかなというところで」
ーー前川の今後
「抹消というか、ファームに行って打席に立った方がいいでしょ」
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