第94回選抜高校野球大会が19日、甲子園球場で開幕した。開会式が行われ、選手宣誓は第2試合に登場する倉敷工・福島貫太主将(3年)が務めた。「足が震えて、緊張したが、最後までやり切れた」と振り返った。
福島主将の選手宣誓は以下の通り
「宣誓 夢と志が人生を作る。当たり前だった日常が失われて、3年が経ちます。今なお世界中でパンデミックが起こり、多くの人たちが苦しみや困難に立ち向かっています。それでも、私たちは一歩ずつ歩んできました。甲子園に立つまでにたくさんの方々に支えられてもらいました。今、野球ができているのも、その人たちのおかげです。聖地・甲子園という舞台に立てることに感謝します。大好きな野球ができることに感謝します。そして、私たちの最大の理解者、応援してくれている家族に感謝します。ありがとう。夢や志を持ち続け、これからの未来に向かって、一日、一分、一秒を大切に歩んでいきます。ファインティングスピリット、フレンドシップ、フェアプレー。甲子園に立つ喜びを胸に最後まであきらめることなく、正々堂々とプレーすることを誓います。
令和4年3月19日 選手代表 岡山県立倉敷工業高等学校硬式野球部主将 福島貫太」
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