ドラマ「恋に無駄口」に出演する左から小西詠斗、奥野壮、水沢林太郎、藤岡真威人 俳優、藤岡弘、(76)の長男で俳優、藤岡真威人(18)が4月16日スタートのテレビ朝日系「恋に無駄口」(土曜深夜2・30、ABCテレビは17日開始=日曜後11・55)で連ドラデビューすることが12日、分かった。人気漫画の実写化で、残念なイケメン高校生4人の恋と友情を描く。主演の奥野壮(21)ら若手注目株と青春ラブコメディーを届ける真威人は「楽しみでわくわくしています!」と胸を躍らせている。
連ドラデビューが決まった藤岡真威人父の背中を追う話題の2世俳優が、ドラマ界に進出する。
同作は、累計200万部の「覆面系ノイズ」で知られる漫画家、福山リョウコさんが少女漫画誌「花とゆめ」で連載中の人気コミックが原作。無形文化遺産代行保存部(通称・無駄部)なる部活で日々くだらないテーマを検証し、周囲から「イケメンの無駄遣い」と評される男子高校生4人組の恋と友情を描くラブコメで、真威人は超鈍感なおバカキャラ・葵を演じる。
漫画「恋に無駄口」に登場する左からシロ(小西)、葵(藤岡)、仁科(奥野)、マヤ(水沢)©白泉社「花とゆめ」父親似の凛々しい眉が印象的なイケメンは、2020年3月にセガ60周年記念ウェブ動画で俳優デビュー。昨年12月に公開された初出演映画「仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ」では、父が演じた仮面ライダー1号・本郷猛役を熱演し、大きな反響を呼んだばかりだ。
演じる葵は無駄部の活動に誰よりも積極的な役どころ。制作側から「一度決めたら突き進む真っすぐさと心の中に優しさや繊細さを兼ね備えたキャラの姿が、真威人さんが持つ強さと優しさと重なった」と起用され、連ドラ初出演が決まった。
高校を卒業したばかりのフレッシュさと、父親譲りのエネルギーでドラマを彩る新進俳優は「初挑戦な事が多いという不安はありますが、無駄部4人の和気あいあいとした高校生らしい掛け合いができると思うと楽しみでわくわくしています!」と武者震い。「原作ファンの方々、ドラマをごらんいただく方々の期待に応えられるよう頑張ります」と意気込んでいる。
◆奥野「仮面ライダージオウ」以来の民放連ドラ主演 奥野は、「仮面ライダージオウ」(2018~19年)以来の民放連ドラ主演。高校では絶対に恋をしないと誓う仁科役で「皆さんに楽しんでいただける要素が盛りだくさんのドラマになること間違いなしです」とPRした。モテる要素がそろっているのに一言しゃべると残念なマヤ役は、モデルとしても活躍中の水沢林太郎(19)で「当たって砕けろ!精神で頑張っていきます」と意欲。極度の面倒くさがりなシロ役は2・5次元分野で人気の小西詠斗(22)で「また学生生活を味わえるなんて」と撮影を心待ちにした。
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