9回、サヨナラの3点本塁打を放った広島・上本崇司は佐々岡真司監督に迎えられる=マツダスタジアム(撮影・中島信生) (オープン戦、広島3x─0日本ハム、13日、マツダ)広島は九回に途中出場の上本崇司内野手(31)がサヨナラ3ランを放ち、新庄監督率いる日本ハムとの接戦を制した。試合後の佐々岡真司監督(54)の主な一問一答は次の通り。
──九回に上本がサヨナラ3ラン。勝負強さを発揮した
「お客さんがいて雰囲気が違う中で、力に変えたというか、力をもらった感じ。今年から(球場の収容人数が)100%のお客さんの中でできるという喜びと力をみんな感じながらプレーできて、(結果を)出してくれた。それ以前にやるべきことはしっかりやらないといけない。点を取らないといけない」
──先発の遠藤が4回3安打無失点
「(3番手の)小林も(3回1安打無失点)良かった。遠藤もキャンプから(制球力を)ずっとやってきてストライク先行で、良いものを出していたと思う」
──来週(の登板)は遠藤が上(1軍の20日のソフトバンク戦)、小林が下(2軍の中日戦)
「そう。もう1回最終判断するが、小林も強い球を出してたと思うし、遠藤も良いものを出したから次がある」
──来週の結果で開幕カードのDeNA3連戦(横浜)の先発を決める
「そう」
──ドラフト1位・黒原(関学大)、同5位・松本(ホンダ鈴鹿)が本拠地初登板でともに1回無失点。開幕1軍入りは
「最後の最後までわからない。マツダのマウンドは投げていなかった。こういう雰囲気の中で投げた中で結果も出ている。当然、今のメンバーは今後も遠征に行きますし、後はどこの役割になるかは最後の1週間で(決める)」
──西川が2打数2安打。12日の3安打から5打席連続安打
「(キャンプ前の新型コロナウイルス感染で)出遅れたけど良い調整して、うちにとっては欠かせない存在」
──同6位・末包(大阪ガス)は打順が4番から7番に降格したが調子を取り戻した
「(二飛だった最終打席の九回無死二塁は)本来なら進塁打だが、まだまだ任せて考えることがある。勉強。いろいろ経験してもらってつなげてもらう。それより(八回無死一塁で)野間の空振り(送りバントを試みるも最後は三振)が残念。経験のある選手のああいう姿は残念」