3番手で好投した阪神・湯浅=甲子園球場(撮影・水島啓輔) (オープン戦、阪神2ー2広島=九回規定により引き分け、9日、甲子園)阪神・湯浅京己投手(22)が3番手として六回から登板し、2回3三振を奪って、無失点に抑えた。矢野耀大監督(53)は小野泰己投手(27)と並んで高く評価した。試合後の一問一答は以下の通り。
ーー秋山は初回の失点(先発で4回1失点)こそあったが
「キャンプから自覚もある。しっかりやってくれているのを結果で出している。俺がすごいなと思ったのはサードのバックアップとか深くまで行っている」
ーー湯浅も2回を投げて中身があった
「これぐらいの投球ができると思っている。能力高い。今日のボールであれば、バッターが誰に変わろうが、結果が変わるようなボールじゃなかった。若いヤツが出てきてほしい中で、小野と湯浅が出てきてくれるのは頼もしく思う」
ーー七回の起用は
「七回が誰とか八回が誰とか相手のこともある。誰が行ってもいい。去年から言っているように、勝ちパターンだけじゃない勝ち方がウチは必要。全員が勝ちパターンに入る投手陣を作りたいなと思います」
ーーロハスは内容も良くなってきた
「結果が出ると余裕も出る。打ってるポイントとかスイングがよくなりつつある感じ。今まではポイント自体がずれているアウトが多かったけど、久しぶりの左打席やったけど、いい感じで打っていた」
ーー藤井康1、2軍巡回打撃コーチが2軍へ行ったが、前川や高山らも見てもらえる
「前川に関しては今、何かやるというよりは見守って。あいつの力でまず勝負することが大事な。逆に何年かやってきた選手が考えるというか。俊とか陽川とか迷っている選手たちに、声をかけてもらえればヒントになることは十分あると思う」
ーーガンケルについて金村投手コーチが「開幕に間に合わないと思う」と
「俺も今の状態から開幕に間に合うかなっていうのはどうかなと思っている。俺も慌ててという気持ちはない。状態が上がったらと思っているぐらいで」
この記事をシェアする