今季シード選手として女子ツアーに参戦する菅沼菜々(22)=あいおいニッセイ同和損保=が、アマチュアゴルファーの悩みを解決する新連載がスタート。第1回は、ショットを打つ際につい出てしまう「力み」を取る方法を教えます。キーワードは「つめの色」。二人三脚で戦う父・真一さんがチェックする何気ないポイントをおさえれば、ナイスショットを打つことができます。(取材構成・高橋朝香、須田雅弘)※取材協力・フジ天城ゴルフ倶楽部(静岡県伊豆市)
こんにちは! 菅沼菜々です。小さな頃から教わってきた父の力も借りて、皆さんのレベルアップのお役に立てればと思います。よろしくお願いします!
さて、プレー中に自分の手の「つめ」を気にしたことがありますか? 実はそこにチェックポイントがあるんです。
「さあ、飛ばすぞ!」とか「ピンに絡めるぞ!」なんて意気込んだりすると、ついグリップを握る手に力が入ってしまいますよね。するとショットは曲がるばかり。私も、力みが原因でショットが乱れることがあります。そんなとき、父に言われるんです。「つめが白くなっているよ」って。
あれ、調子が悪いな、と思いながらアドレスしたとき、冷静になって確認してもらいたい場所があります。それが「親指のつめ」です。右打ちの方なら、右手のアドレス時に見える指(小指を除く)すべてを確認してください。力が入って強く握りすぎているときは、普段は薄いピンク色のつめが、白く変色しているはずです。
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