広島先発の森翔平は好投した=アトムホームスタジアム宜野湾(撮影・荒木孝雄) (練習試合、DeNA8―2広島、22日、宜野湾)広島はDeNAに6点差で敗れた。開幕ローテ候補のドラフト2位・森翔平投手(24)=三菱重工West=は初実戦で3回1失点と上々のデビューだったが、2番手で登板した大道温貴投手(23)が牧に3ランを被弾するなど2回7失点と大炎上。佐々岡真司監督(54)の試合後の一問一答は次の通り。
──初実戦の森の評価
「立ち上がり(1、2番に)連打されましたけど、変化球、もうちょいスピードが出るかなという感じではあると思うんですけど、1試合目にしては大崩れしないし、しっかりと作れたかなという感じがする」
──大道は自身の失策が絡んだ
「(五回無死一塁での一塁悪送球は)自分のエラーからだし、結果的に課題が多い。真っすぐにしろ、変化球にしろ、課題が多いかなと。クイックもできていないというね。1年目の選手ではないんでね。そういうところはしっかりやらないと1軍には残れない」
──大道は先発調整
「いや。先発調整というか、2イニング投げさせながら、イニングを増やしながら、というのもあったんですけど、先発の枠というか、投げられる試合というのが、2番手、3番手というところで投げて、イニングを増やしていくっていうことをいっていたんですけどね」
──いわゆるロングリリーフ要員
「ロングでも、先発もありえるというね」
──七回に登板した中崎は球場のスピードガンでは150キロを計測
「うち(球団)のガンでは49とかいっていたけど、横から見ていても真っすぐに力があったし、真っすぐ中心にけっこう投げていたりという感じがしながら、期待というか、ここ(春季キャンプ)に来る前からやっぱりザキ(中崎)本人も復活というところをね。一番経験しているピッチャーなんで、こういう球を投げてくれれば、勝ち(パターン)のところに入ってくれれば、と思いますけどね」
──八回に登板した栗林は9球を投げ1回無失点2奪三振と貫禄の内容
「順調にね。真っすぐも、フォークの精度がというところがきょうはけっこう落ちているんで良かったんじゃないかなと思いますね」
──きょう登板した森浦、中崎、栗林の並びは勝ちパターン想定
「いや。きょうは順番は決めていないんだけどね。それは今から対外試合を見て決めるというところですね、はい」
──打線は宇草が3安打
「そうですね。宇草が良いアピールをしていますね。末包も最初に2本打って、あとの三振というのがね、あいつにはあると思うんですけど、これはだんだん慣れてくれれば、(二回の左翼二塁打は)力で持っていったレフト前だと思うし」