楽天春季キャンプ(20日、沖縄・金武)滝中瞭太投手(27)がブルペン投球を行い、気迫の171球を投じた。
この日、雨で中止となった日本ハムとの練習試合で登板が予定されていたが、「投げられなかったので。最初の30球は普段、試合前に投げるてい(イメージ)で、残りは組み立てながら、実戦を意識して。最後、決めきれなかったので球数がいった」と試合を想定して投げ込んだ。
2年目の昨季は11勝の則本に次ぐ、10勝をマーク。特に順位争いが佳境に入る9、10月には7試合で5勝(1敗)を挙げ、チームのクライマックスシリーズ(CS)進出に多く貢献した。
今季も先発ローテの一角として期待される右腕は「背伸びするわけでもないし、自分を過小評価するわけでもなく、自分ができることを一歩一歩やっていくしかない」と冷静に見据えた。
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