俳優、東出昌大(34)が所属事務所、ユマニテとの専属契約を14日付で解消したことが15日、同事務所の公式サイトで発表された。一昨年の不倫騒動による女優、杏(35)との離婚や昨年10月に交際相手を映画ロケ地に3連泊させるなど度重なる問題が要因で、今後はフリーで活動する。約10年間東出を育てた同事務所は「これ以上共に歩くことはできない」と宣言しつつ、「再生への道を歩き出してほしい」と〝最後の温情〟で願った。
2年にわたり再生の道を探し続けた所属事務所が東出に別れを告げた。
「昨年秋、東出の配慮に欠ける行動で再生への道は頓挫いたしました。その時私たちが感じたものは怒りというよりも、徒労感と虚しさでした。そして熟慮の末に、これ以上共に歩くことはできないという結論に達しました」(原文ママ)
この日、畠中鈴子代表取締役の記名入り文書をアップ。不倫に続き、常識外れの行動を起こした東出に対し、親心ゆえの厳しい言葉が並んだ。
東出は10日に出演映画「コンフィデンスマンJP 英雄編」の最終イベントに出席し、13日に主演舞台「悪魔と永遠」が千秋楽を迎えた。関係者によると、事務所は周囲に迷惑をかけないため仕事が一段落した14日に専属契約を解消した。
2012年3月から10年、ユマニテに所属した東出は、NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」で夫婦を演じた杏と15年に結婚。3児をもうけるなど公私ともに順調だったが、映画「寝ても覚めても」で共演した女優、唐田えりか(24)との不倫で一変した。
20年1月に発覚後、家族と別居した東出は、同7月に離婚。それでも事務所は見捨てず、昨年だけで3本の映画に出演させるなど俳優としての〝再生の道〟を模索した。
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