ノルディックスキー・ジャンプ男子の葛西紀明(49)=土屋ホーム=が8日、自身のブログを更新。7日に行われた北京冬季五輪の混合団体で日本の高梨沙羅(25)=クラレ=らスーツの規定違反での失格者が相次いだことに、「何か裏がありそうな気もしますが…憶測でものを言うのはやめておきます」と複雑な心境をつづった。「高梨選手にはこんなことに負けないでまた四年後リベンジしてもらいたいです」とエールを送った。
高梨は1回目に103メートルの大ジャンプ後に失格。4位でメダルを逃した個人戦と同じスーツで臨んだが、両太もも周りが規定より2センチ大きかった。試合前に筋力トレーニングで血流を増やし、一時的に太ももを太くさせるが、標高約1700メートルの酷寒が災いした。高梨を含めてオーストリア、ドイツ、ノルウェーと有力国の女子5選手がスーツの規定違反で失格した。
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