日本―チェコ 第3ピリオド、2点目のゴールを決め、志賀葵(左)と志賀紅(右)に祝福される床秦=北京(共同) 北京冬季五輪第5日・アイスホッケー女子1次リーグB組(日本3-2チェコ、8日、五棵松体育館)女子1次リーグ最終戦が行われ、世界ランキング下位が入るB組の日本は延長、ペナルティーショット(PS)戦の末、チェコに3―2で勝ち、3勝1敗で1位通過を決めた。準々決勝では世界ランク上位によるA組の3位チームと当たる。
終始劣勢だった日本は床秦がパワープレーで貴重な2点を挙げた。「絶対に決めないといけないところだった。自分が決められて良かった」と穏やかに喜んだ。
ともに1発目のシュートを決められなかったが、リバウンドを拾って落ち着いて押し込んだ。前回平昌五輪後にスウェーデンのチームに移籍し、得意のパスによるゲームメークに加えて得点の意識が向上。「自分も打たなきゃいけないと思っていた。こうやって勝てたのは本当にうれしい」と自信を深めた。(共同)
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