混合団体の競技を終え、うなだれる高梨沙羅(中央右)の肩を抱く小林陵侑(同左)=張家口(共同)
北京冬季五輪第4日・ジャンプ混合団体(7日、張家口国家スキージャンプセンター)今大会からの新種目で、小林陵侑(りょうゆう、25)=土屋ホーム、佐藤幸椰(26)=雪印メグミルク、高梨沙羅(25)=クラレ、伊藤有希(27)=土屋ホーム=の日本は、合計836・3点の4位に終わった。
1回目に先陣を切った高梨がスーツの規定違反のため失格となったが、佐藤、伊藤、小林の3人で合計359・9点の8位となり、8チームによる2回目に進んだ。高梨は2回目98・5メートル。3人目までの飛躍を終えて4位でバトンを受けた小林が106メートルを飛んで合計836・3点まで伸ばしたが、844・6点の3位カナダにはわずかに及ばなかった。
小林のインタビュー一問一答は以下の通り。
--混合団体を終えて
「すごく波乱のゲームになったんですけど、すごくいいゲームだったかなと思います」
--2回目はヒルサイズの106メートル
「いや~もうちょっといけたかな」
--なぜそう思うのか
「ちゃんとテレマークを入れにいったので、もうちょっと粘ればよかったかなとも思いつつ。けどまあ、いいジャンプでノーマルを追われたのでよかったです」
--(1回目)8位だったものが4位に
「本当に皆すごいですね。2本目、沙羅もすごくいいジャンプしていましたし、本当に強いなって思います」
--高梨にどんな言葉をかけたい
「いや~もうたくさんハグしてあげました」
--2個目の金メダルに期待がかかるラージヒルへ意気込みを
「あんまり期待しないで見ていてください」
--力強い意気込みを
「ラージでもビッグジャンプを見せたいと思うので、ぜひ見ていてください」