立正大・奈良間大己内野手は、主将として練習から先頭に立っている(撮影・赤堀宏幸)熊谷市 東都大学野球の立正大は7日、埼玉・熊谷市のグラウンドで、新型コロナウイルス感染症予防と回復のため停止していた全体練習を再開した。昨春1部最下位で入れ替え戦にまわり、2部1位の日大に敗れた。入れ替え戦のなかった昨秋は2部4位。春に1部復帰をめざす。
「春は2部1位になって、入れ替え戦も勝って、秋は1部で戦うことが目標。急に得点できるようになるわけではないので、まず失点率を下げるようにしたい」
プロ注目の主将、奈良間大己内野手(3年)は、チームの目指す方向を示した後、個人的な課題を口にした。
「(遊撃を守り)守備ではセンターラインから発信をしていきたい。打撃では、ひとり一人が役割を果たしていくことだと思う。個人的には、打率は3割5分以上、出塁率は5割以上にしたい」
静岡・常葉菊川高時代は高校日本代表の一員として活躍。172センチ、72キロのプロ志望の右打ち内野手が、率先垂範でチームを牽引(けんいん)する。
この記事をシェアする