日南キャンプでブルペン入りした広島・森下暢仁=天福球場(撮影・中島信生) 広島春季キャンプ(3日、宮崎・日南)佐々岡真司監督(54)が第1クールを総括した。4日の休日を挟み、5日から第2クールが始まる。主な一問一答は次の通り。
──総括
「みんな順調にきていると思いますし、広島を出発する前に練習を休んだ期間があって、調整が遅れるかなと思っていましたけど、みんなしっかり動ける準備をしてくれた」
──今クールで目立った選手は
「若い選手が多いんでみんなアピールしようという気持ちがよく出ている。その中で新人のピッチャー3人(黒原、森、松本)は(首脳陣が)抑えるぐらい。投手も野手もアピールしようと必死だと思います」
──大瀬良が2022年初ブルペン投球
「心配してないです」
──森下、栗林が2日連続ブルペン入り
「あした(4日)が休みなので、だとは思いますし、2人とも本当に順調にきている。(きょうの)森下は本当に抜群だった。(この)3年でキャンプの入り、ボールは一番じゃないかなと思いますね」
──(ブルペン入りした)黒原の(セットポジションでの)フォームを審判員が(ボークの可能性があると)指摘
「僕もちょっと立ったときにンッ⁉ と思ったんですけどね。どこでセットかなと思ったんですけど、指摘されたらそこは直していかないといけないだろうし、これは本人にもいっているとは思いますけど、今の時期なのでこれは全然修正できると思います」
──侍ジャパン栗山監督が視察
「(3月の強化試合で招集するときは)協力してくださいという話の中で、こちらもしっかりと協力していきたいなと思います」
──3月の強化試合で小園の招集は
「そういうところに入って経験すればね、また本人にとってプラスになる」
──この日のフリー打撃で印象に残った選手は
「バッターでいえば育成ですけど、持丸が本当にいいスイング、いいものを出してくれているんじゃないかな。しっかりととらえるシーンが結構あったんで本当に楽しみな選手」
──フリー打撃で正随が2日連続サク越え
「今はいろいろ試行錯誤をしているんでしょうから、今のフリーバッティングでアピールするのも当然彼にとってもプラスになる。どんどん実戦の中で、長打をアピールしてほしい。新人2人(中村、末包)が入ってきて、彼の刺激になっている」
──あすの休日の過ごし方は
「ゆっくりする。ゆっくりするしかないでしょう」