W杯ジャンプ混合団体第1戦 中村直幹の飛躍=ビリンゲン(共同) ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプは28日、ドイツのビリンゲンで男女2人ずつが飛んで競う混合団体第1戦(ヒルサイズ=HS147メートル)が行われ、北京冬季五輪でも実施される混合団体で、日本は上位に大差をつけられた。優勝したスロベニアとは飛距離換算で77メートル差となる138・6点、3位のオーストリアとも約31メートル差の55・5点もの開きがあった。
男子の小林陵、女子の高梨という両エースが欠場し、万全のメンバー構成ではなかった。伊藤が2回とも1番手の中で1位の得点を出したが、2番手以降が続けなかった。中村は「僕らももっとレベルアップして、(小林)陵侑と(高梨)沙羅に任せっきりにしないような感じにならないと」と話し、日本として底上げの必要性を痛感した様子だった。(共同)
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