木更津総合は6年ぶり4度目の選抜出場決定。中西祐樹主将(2年)を祝福の胴上げ=令和4年1月28日、木更津総合高校(撮影・山口泰弘) 第94回選抜高校野球大会(3月18日から13日間・甲子園)の選考委員会が28日、オンラインを併用して開催され、木更津総合(千葉)は6年ぶり4度目の出場を決めた。
最速146キロ右腕の越井颯一郎投手(2年)をリードする捕手の中西祐樹主将(2年)は「負けたくない気持ちは、どこよりも強いです。そういうのを前面に出して戦いたいです」と日本一を目指して決意表明。胴上げで祝福された。
入学した直後の一昨年夏は、コロナ禍で甲子園につながらない代替大会で優勝。昨夏は千葉大会決勝で、専大松戸にサヨナラ負けを喫した。最上級生になり、昨秋の千葉大会で優勝して関東大会ベスト4。念願の甲子園出場をつかみとった。
1998年11月から指揮を執っている五島卓道監督(67)は「キャッチフレーズは自信。われを疑わず自信を持って、のびのびと甲子園で頑張りましょう」と話し、千葉勢初となる春の甲子園優勝に照準を定めた。
木更津総合は木更津中央時代の1971年に春の甲子園ベスト4。6年前は早川隆久投手(現楽天)を擁し、春夏連続で甲子園ベスト8に進出した。
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