アボッツフォードのFW平野裕志朗は、出場5試合目で初ゴールを挙げた(写真提供・Abbotsford Canucks) アイスホッケー男子の日本代表FW平野裕志朗(26)が22日(日本時間23日)、NHL(北米プロホッケーリーグ)の下部組織で2軍に位置づけられているAHL(アメリカン・ホッケー・リーグ)で日本選手として初ゴールを挙げた。今季は3軍にあたるECHLのシンシナティ・サイクロンズに所属。今月6日にカナダを拠点とするアボッツフォード・カナックスに昇格し、5試合目の出場だった。
22日(同23日)に行われたホームでのサンディエゴ戦にスタメン出場すると開始10秒でゴールを決めた。試合も平野の所属するアボッツフィールドが5-3で勝利した。
■平野裕志朗(ひらの・ゆうしろう) 1995(平7)年8月18日、北海道苫小牧市生まれ、26歳。古河電工でプレーした父・利明さんの影響で3歳からスケートを始め、苫小牧和光中-白樺学園高。卒業後、スウェーデンのジュニア・リーグ、ティングスリーズU20、USHL(米ジュニア・リーグ)ヤングスタウン・ファントムズ、14年に日本の東北フリーブレイズ(アジアリーグ)入りした。15年世界選手権で日本代表デビュー。北京五輪予選では、チームのエースとして活躍した。家族は両親と兄。185センチ、95キロ。
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